tomoro2003-11-03

宮本輝の「泥の河」「蛍川」を読んでいる。泥の河は太宰治賞受賞、蛍川は芥川賞受賞、と宮本輝の代表作といってもいい作品。

読後、改めて宮本輝はすごいのだ、と痛感した。非の打ち所が無いとはこのこと。すらりと読めてしまうのに、表現が贅沢なほど豊か。比較的、難しい言葉を多用しているのに嫌味にならない。